◇ まみチャン的山登りの勧め(NO.9) ◇

友情の青いポール~2007,5.3高樽山頂 NO.9

たった一つの心残りだった高樽山。年が明けてから、行くのは5月の連休と決めました。あの長い林道を歩くので、もう一つ念願の天狗岩も一緒に行こうと計画しました。

2007.5.2(水)P.M9:00いつものぎふ百山メンバー(岩倉山岳会の方5人)に含めて今回は我が山岳会の協力助っ人坂祝のWさんも同行してくれることになり、7人で出発しました。もう何回もご厄介になっている加子母のいつもの場所で仮眠。翌朝6時、あの長い井出小路林道目指して出発しました。5月3日は体力のあるうちに難しい天狗岩へ登頂です。途中の仮宿に荷物を置いて身軽になり四辻に着くと、なんとTさん(犬山山岳会会員)が仲間と休憩しているではありませんか!予定では明日高樽山で出合う筈が、変更して今日になったとのこと。なんとラッキーな!「三角点が見つかったら目印をつけといてね」と図々しいお願いをすると快く引き受けてくれました。 さて、激ヤブで危険度100%だった天狗岩(山岳会HPに報告書を載せてあります)からヨレヨレ(でも到達できた満足感に浸っていましたよ。)で仮宿に帰ってくると、Tさんからの置手紙が入り口にはさんでありました。『三角点に青いポールを立ててきました。』と書かれています。私たちが飛び上がって喜んだのは言うまでもありません。これで明日の目標は成功間違いなしです。その晩は楽しい宴会をしてぐっすり眠りました。

5月4日6時出発。今日は高樽林道へ向かいます。このあとは山岳会HPをご覧下さい。真弓峠からは先回の取りつきを少し越えた所のネット沿いを登りました。ここもヤブでしたが、昨日に比べれば朝飯前です。稜線に出ると見覚えのある所に出ました。先回はこのあたりをかなりさ迷ったのですが、今日は前方に高樽山がはっきり見えました。鞍部の背丈以上もあるヤブを進んで行くのです。先回は雨でガスっていて先が全く見えず迷ったのです。天気がよければこんなによ~く見えているではありませんか!頂上に着くとありました!Tさんが立ててくれた青いポールが高々と!まるで祝福してくれているようでした。これでほんとに思い残すことなくぎふ百山完登です。晴れ晴れとして長い林道を帰りました。井出小路林道よ、高樽林道よ、さようなら!もう2度と歩くことはないでしょう。そう思うとちょっぴり寂しいかも……いえいえもう充分満足しました。

これで私のつたない「めざせ ぎふ百山」シリーズは完結です。ご愛読ありがとうございました。最近とみに脚力が衰え、会員の皆さんの足を引っぱっているのですが、また何かテーマを探してぼちぼち歩んでいきますので、どうかこれからもよろしく!!