◇ まみチャン的山登りの勧め(NO.10) ◇

闘病編(こんな話も誰かの参考になれば…)NO.10 

 

~お世話になった看護師、Dr.栄養士さんへ感謝を込めて~

 

・2007.5ぎふ百山を達成してしばらくは目標を決めず、好きな山にあちこち行こうと思っていましたが、やっぱり岐阜の山が好き‼ ということでご多分にもれず続ぎふ百山に挑戦しようと決めました。ところがどこへ行っても登りガえらくて、えらくて…。一つ目標を達成したから疲れが出たのでは?などと言われたり、もう年だから体力が落ちてきたのかと思ったり。

 

・そうこうするうちに 2008.8犬山山岳会慣例の市民登山で蝶ヶ岳へ行きました。この日も「フーフー、ハーハー」とあえぎながらゆっくり登っていると、我が会の会長が「心肺機能が落ちているんじゃない?」と一言。結局小屋へ着いたのは一般参加者よりもかなり遅くなってしまいました。

 

・2008.9人間ドッグで左室肥大がかなり進行していると指摘を受けました。これはもうほかっておく場合じゃない、と健康には絶大な自信があった私もあちこち精密検査を受けました。その間も 2009.1.3までは自分の体をだましながら(同行者には迷惑をかけっぱなし)、山へは行きました。でも1月の最終検査で一刻も早い手術が望ましいということになり、仕事の関係で 2009.4.28手術となりました。

 

・振り返ってみると、19年前に人間ドッグで「左室肥大疑い」と初めて告げられてから、徐々に悪化していますが、自覚症状がないし、たまにDR.の意見を聞いても「今のところは大丈夫」などと言われたりしていたので、全然心配してなかったのです。

 

・病名は「大動脈弁狭窄症」というもので、手術後切り取った弁を見せてくれながらDR.は「もう少しほっといたら、危ないところだった。」 手術後、少々トラブルがあり、 3夜ばかり眠れない夜を過ごしましたが、命綱のペースメーカーを入れて 5.13無事退院しました。山へは 2ヵ月後からOKとのこと。しかし、ザイルを使う登山はやめた方がよいとのことで、岩登り、沢登りはあきらめざるを得ないようです。

 

・生死を彷徨って今元気に生きていることを思えば、やれることをやればいいと思っています。いつの日か「続ぎふ百山完結編」をアップできることを楽しみに日々を過ごしていきます!