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山行報告書

山行名

飛騨山地・川上岳(1626m、日本300名山)・大足谷遡行

地形図

位山(1/25000)

日程

2008年7月26日(土)

集合場所、時間

犬山駅東口 AM5:00(出発)

天候

晴れ

参加者

岩佐、小島・牧(車)・中森

団体装備

ロープ9mmX40m 1本(岩)、ツエルト 1(岩)、コンロセット1(岩)、ガス 1(岩)、確保器・下降器 1(岩)、その他登攀用具(岩)

個人装備

登山靴、沢靴、ヘルメット、ハーネス、安全環付きカラビナ 1、雨具・防寒具、手袋(軍手など)、スリング 2、地図、コンパス、ヘッドランプ、昼食 1、水 1、予備食 1、その他日帰り山行装備、入浴セット

行程

05:00 犬山出発

07:30/07:55 山之口登山口

08:07 第一堰堤

08:10 登山道クロス

08:16 第二堰堤

08:50 第三堰堤

09:05/09:40 大滝(核心:8m?)

11:00 標高1125mの二俣

11:55/12:15 大足谷源頭(登山道)登山靴に履き替える

12:25 馬瀬コース分岐

12:35 宮コース分岐

12:50/13:20 川上岳頂上

15:15 山之口登山口

<メモ>

・ 大足谷を遡行して日本300名山の川上岳(1626m)へ登った。

・ 登山口のある山之口林道は無舗装ではあるが整備された道だった。ただし、道幅が狭いのですれ違いの時は注意が必要。また、何箇所か排水溝?が林道を横切っており、比較的ギャップが大きいので地上高の低い車は注意して通行する。

・ 大足谷に掛かる橋を渡ると萩原(山之口)登山口。小さな広場のようになっており、それなりの台数が駐車可能。

・ 沢装備を身に着け駐車場手前の橋より入渓。駐車場より入渓ポイントまで所要時間1分?

・ 下流部に予定外の堰堤が3つもあったが簡単に巻くことができた。

・ 核心の大滝8m?は直登した。ホールドが多く難しくはないが高さがあるのでロープを出す。自分は水流の左の乾いた壁を登ったが、岩が脆く浮石に神経を使った。セカンド以降は水流の中をシャワークライミング。涼しいを通り越して寒いとおっしゃる隊員さんも!!

・ 手頃な大きさの滝がいくか現れ、登攀ルートを考えながら、巻き、ヘツリ、中央突破・・・、各人が思い思いに水と戯れた。

・ 特筆すべきは・・・・、カエルさんが多く(写真参照)、これがまったく人を恐れない。よくホールドの上で日向ぼっこしているので潰さないように注意しよう。カエル好きの貴兄、貴姉には、心揺さぶられる忘れがたき溪となろう。

・ 上流部は疲れてきた我々を癒すように穏やかな流れを見せる。源頭部は笹が沢に覆いかぶさっていてちょっと歩きにくい。いくつかの分岐を薮の薄い水流をたどり登山道へ。

・ 登山道に出たところで沢装備を解き登山靴に履き替え頂上を目指した。

・ 山頂からの展望はイマイチだった。晴れてはいるが薄雲があり、位山、船山などの近くの山を見ることは出来たが、御岳、北アルプスなどの遠くの山を拝むことはできなかった。

・ 下山には萩原(山之口)コースの登山道を使った。良く整備された歩きやすい道であるが暑かった。

・ 暑さのためか人気の川上岳も登山者は少なかった。我々が遭遇した登山者は、頂上付近ですれ違った1パーティ2名だけであった。

・ 帰りに大江戸温泉物語・下呂で汗を流した。大人入浴料700円。