OurReports

山行報告書

月 日

H20年 7月13(日)

山 名

飛騨山地・滝ヶ洞山(1249.4m)・水洞左俣遡行

地形図

夏厩

参 加 者

岩佐・小島・藤波・会員外2名(甲斐・桑原) 計5名

 

行程

6:00JA犬山発……8:50~9:08水洞林道ゲート駐車……立筋林道分岐点……9:25標高935m地点の橋より入渓 ……9:38水洞左俣と右俣の分岐を左俣へ入る……10:30~10:40標高1005mの二俣(左の本流へ)……10:50標高1095mの三俣(真ん中が本流であるが、支流の左の沢に入り北へ向かう)……11:05~11:35休憩→水流が切れ、急傾斜の薄めの笹薮に突入……12:05稜線(刈払いあり)……12::10~12:50滝ヶ洞山山頂(三等三角点)……13:15水洞左俣本流……14:23水洞左俣と右俣の分岐……14:25水洞林道……14:47駐車ポイント

費用

距離:往復315km 一人当たり2200円

メモ

・この山は積雪期に登ろうと小鳥峠側からの林道入り口を下見をしていたが、ゲートがあり雪も深かったのでやめた。今回、沢から登ろうと水洞林道より左俣を遡行することにした。もちろん“ラッキーボーイ”こと岩佐君に頼っての計画だったことは言うまでもない。

・巷ではおそらく夏日であったろうと思われるが、さすが沢に入ると本当に別世界。この山は「続ぎふ百山」の本によると“全山伐採され、植林がすすんでいる”と書かれているが、このルートの範囲内では植林よりも自然林の割り合いの方が多く、登るにつれ立派なブナの木やダケカンバなどが出てきて、なかなか見ごたえがあった。また、沢の状態はとても緩やかでわずかに1~2mの滝が出てきたが、“沢登り”というよりも快適な“沢歩き”といった風情で、初心者向きの楽しいコースだった。

・沢から離れて急斜面の尾根を登って稜線に出ると、ヤブこぎを覚悟していたのにきれいに切り開かれていたのにはびっくり。山頂をはさんで東西に道ができていた。どこまで続いているのかは不明。なので全コース通してヤブはほとんどないまま山頂へ到達した。山頂は展望ゼロ。三等三角点の付近の木の高い部分に「滝ヶ洞山」の札がかかっていた。おそらく積雪期につけたのだろう。

・駐車はゲート手前に立派なお墓があり、そこへ止めた。ゲートには南京錠がかかり、猪よけの電気が流してあった。

・出発時には登山靴をはき、橋から沢靴に履き替えた。橋の下に靴をおいて山頂までは沢靴で登った。帰りは車まで履き替えず歩いた。なので登山靴はなくてもOK。

記録 藤波