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山行報告書

山行名

大台ヶ原・大峰山系 日出ガ岳(1,695m)・大普賢岳(1,780m)・吉野山

日程

2008年10月18日(土)~10月19日(日) ※前夜発

集合場所・時間

犬山駅東口 10月17日(金)PM8:00

参加者

小野・可児(車)・池田・奥村

行程・天候

10月17日(金)

20:00 犬山発=楠=名古屋西JC=東名阪 亀山IC=西名阪国道針IC

00:00 頃 大台駐車場 テント泊       走行時間:約4時間

10月18日(土)

大台ヶ原  晴天

05:55 大台駐車場発

06:35 日出ガ岳

07:30 正木ヶ原

07:55 牛石ヶ原

08:10 大蛇嵓展望台(休憩)

09:40 シオカラ谷

09:30 大台駐車場着            右回り:3時間25分

大普賢岳  晴天

11:00 和佐又山ヒュッテ発

11:50 指弾(シダン)ノ窟

12:00 日本岳

12:15 鷲ノ窟

12:20 小普賢岳

13:15~13:30 大普賢岳(休憩)

14:00 小普賢岳

14:15 日本岳

15:15 和佐又山ヒュッテ着        ピストン:4時間15分

10月19日(日)

吉野山   晴天

06:30 和佐又山ヒュッテ発

07:45 近畿自然歩道(桜木神社前駐車)

08:20 登山口

09:30 如意輪寺

11:00 蔵王堂(昼食)

12:15 近鉄吉野駅(タクシーにて移動)  

12:40 桜木神社

12:20 中荘温泉

13:40 西名阪国道 針IC=東名阪亀山IC=名古屋西JC=楠

16:50 犬山東口             走行時間:3時間10分

費用

走行距離…往路159km復路322km 481×35円=16,835円

高速代…小牧=楠=名古屋西JC=亀山IC往路2,400円復路1,380円

食費…2,600円  タクシー…2,300円  テン場代…630/人

駐車代…1,050円  中荘温泉…500円  計7,780円/人

<メモ>

大台ヶ原 

・ 深夜大台ヶ原ドライブウエイを走行中、沢山の鹿やテン、タヌキなどの動物を見た。鹿の数は想像以上。

・  大台駐車場はテント設営禁止だが、金曜深夜の為、混雑もなく幕営には問題なかった。

・  翌日は早朝から登山客の車が入り、少々騒がしく、5時に起床。よって10月18日(土)は、大台ヶ原・大普賢岳ともに、予定よりも1時間早く順調に行動できた。

・  例年だと、紅葉が始まった頃の時期にあたるので、あまり期待はしていなかったが、駐車場を出て日出ガ岳方面にしばらく歩くと、石畳に赤や黄色の落ち葉が散らばり、実に情緒があった。登山道が良く整備されていることもあり、まるで京都の寺院を散策している気分になってしまう。

・  正木峠展望台では、尾鷲湾に朝日が当たり、淡いピンク色に輝いていた。しばらく行くと、紅葉のトンネルになり、ドウダンツツジが真っ赤に色付いていた。

・  正木嶺は木の墓場といった感じで、半世紀程前までは緑に覆われていたとは…。かつて見たことのない美しい情景だが、それゆえ複雑な気分になってしまう。大台ヶ原を歩いていると、鹿除けのフェンスやそこかしこに保護ネットが木に巻きつけてあるのを見受けられる。

・ 大蛇嵓展望台では、ガイドブックさながらの紅葉に彩られた絶景を望むことが出来た。

・ 大台駐車場に戻ると、駐車場は満杯!ドライブウエイにも長くに渡って両脇に路駐されていた。前夜泊、早めの行動が功を奏したと言える。

・ 大台ヶ原山行はわずか一周四時間程のハイキングではあるものの、非常に変化に富んで、まさに「百聞は一見に如かず」という諺がぴったりの山行であった。

大普賢岳 

・ 紅葉のシーズン真っ盛り百名山の大台ヶ原とは、対照的で静かな山であった。

・ こちらも紅葉が見頃で、四ヵ所の窟(いわや)から見上げると、白い岩璧と紅葉した木々のコントラストが美しい。

・ 和佐又山ヒュッテのキャンプ場は一面芝生で広くて快適であった。他の利用者も合わせると十幕程度。水場は近くにあるが、トイレは100m程下った所を利用するので、夜は怖くて、寒いのが難点。

吉野山

・ 近畿自然歩道の取り付きが分からず多少の苦労はしたものの、何とかガイドブックやプリントアウトしたネットの地図を見ながら桜木神社前に到着。駐車場が区切ってあるが、参拝者以外の長時間の駐車を禁止する看板があったので、少し離れた所に停めた。同じく登山口にも駐車スペースはあるものの、町内の注意書きがあるので駐車は不可と考えてよいだろう。

・ 近畿自然歩道は昼食時間も含めて約四時間程度と、余裕を持って歩く事が出来た。今回は上千本の分岐で下ったが、次回春に行くとしたら奥千本まで足を延ばして歩けたらと思う。

・ 昼は、蔵王堂の前の飲食店で、窓からの眺望を楽しみつつ、葛うどん(葛で汁にとろみがつけてある)や葛まんじゅう、葛きりなど吉野の名物も食べられて大満足。

 

三日間共に晴天に恵まれ、紅葉の見頃で登山客・観光客ともに多かったものの、ほぼ計画通りに進み、大台ヶ原・大普賢岳・吉野山山行を無事終える事が出来ました。初めてのつたないリーダーではありましたが、すべて皆さんの協力のお陰です。特に可児さんにはお世話を掛けました。ありがとうございました。