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山行報告書

 山 名

虎子山(とらすやま)(1183.2m)岐阜・滋賀県境

形 態

日帰り山行

目 的

??

2万5000分の1地図 美束

参考書

名古屋周辺山旅徹底ガイド 台高/鈴鹿/奥美濃

山行期間

2009年2月11日(水) アプローチ往復140km

参加者(敬称略)

加藤会長、磯山、稲熊、岩佐、他通行人1名

コースタイム 第 日 約3時間

2月11日

するすみ公園AM6:30→小牧周り国道22号21号→261、417、32号→

曇り空

国見岳スキー場林道9:00頃/9:20出発→国見峠9:50→1180mピーク

昼頃少し

11:00頃→虎子山山頂11:20/30→国見峠12:20

尾根上、雪

国見岳スキー場駐車地点12:45。春日もりもり村薬草風呂入浴

 

(5分休憩3回程度)

備考;山行前データ(国見岳スキー場積雪60cm、滑降不可。週間天気予報によると国見岳山頂 曇り。最高気温6°、最低気温0°)

※(前書き)2月の時期としては、例年になく雪が少なく(写真1国見岳スキー場参照)、記録としてはあまり参考になりませんので、筆の向くままの山行記です。

※(本文)山行後の虚しい時の中で、ツラツラ考えると、会長を除いて誰も虎子山を目的にしていなかったのではないでしょうか。会長の目的にしても、来年の年賀状用だから虎子山本人からは邪道のような気がする。さて、このようにいろいろな思惑を持った一行がするすみ公園に集合し、いざ、荷物を車に運び入れようとすると、自分のザックがない。理由はあるけど弁解はしません。家に寄っていただくという親切な申し出を受けて出発したが、車の中でうちの鍵がないことに気づく。山へ行く時は、鍵を自分の車の中に置いておくという習慣がついていたのでした。するすみ公園へ引き返し、こうしてすでに精神的脱落者が出たのでした。

・全く雪のないなだれ注意の看板の立つ32号線を走りながら、別に夏でも看板がその まま立っていれば、そうそうおかしなことではないと、一人言ちつつ、国見岳スキー場入口につき、道路状況を窺いつつ、林道に入り込みました。(ここまで細かいことを言わなければ全く雪なし。)凍雪の路面とアスファルトの路面と交互に出てくる。教如上人窟経由国見岳登山道入口を過ぎたカーブ地点で、腹を固雪に擦りそうなので車を止める。カーブ脇小広場の凍雪に乗り入れたら空回りするので、人力を使い脱出し、雪のない路肩に駐車する。いささか疑問符を抱きつつ、みなさんそれぞれの用意の荷物を身につける。あるいは意地であるか、山スキー、極短小山スキー、スノーシューのことですが。期待と失望に、というのも歩き始めた上部林道でもやはり雪のあるところとないところが交互に出て来るのでした。(閑話休題:参考にした「山旅」はリフト終点の尾根を直登したとありますが、林道から見ていても、リフト終点は、山腹を削ってテラスにしてあるように見えたので、急斜で相当苦労のしがいがあると思います。)

・国見峠で伊吹山を堪能。

・ 国見峠からは植林帯の急登で灌木の若木の枝が小うるさい。週末の登山者の足跡が 残っていてそこを辿りました。雪は地面を覆う程度から。直線的に上を目指すのみ。上りでは、1180mピークが一番高い所なのでわかりやすいと思います。ここで2、30cmの積雪でしょうか。1180mピークからは、植林帯を境にして低木と灌木とがうるさい。雪がないと笹薮も加わるでしょう。植林域も間伐されていないため、密林になっています。ここで、本日の目的?、スノーシューを実地される方と急登の上、灌木の枝と長い山スキーで格闘された方の明暗が分かれ、山スキーだけここで小休止することになったのでした。言い忘れましたが、靴はスキーブーツで、登り下り可能なことが証明されたとのことです。なお、短い山スキーは最後までザックにお供されました。

・ 山頂へは一つ平坦なコブを越える。山頂は北や北東を中心に180度を超す展望です。雪が降りだす。

・ 帰り、1180mピークを行き過ぎないように。(やっと役立つこと一つ)

・1180mピークからはすでに山スキーヤーが灌木にもめげず、出発。急下降地点まで。そして、林道スキーを目指してダッシュ。林道は先程の雪で多少、ゲレンデらしさを装っていました。

さて、するすみ公園に帰り着くやいなや、みなさんとっくに虎子山のことは忘れていたのですが(羨ましい。こちらは報告書を書かねばという強迫観念で、…)春日井コージツへと急いだのでした。

(後書き)夜、虎子山を選択した張本人から「短くていい山でした」というメールがはいっていました。もっとも私し的候補の「千本立」を却下したのは、誰も知らない山だったためで、誰も行かないからでしょうが。