山 名 |
薙刀山(1647m)、 野伏ヶ岳 (1674m) |
山行日時 |
2009 3月7,8日 天気 曇り |
参加者 |
磯山、伊賀井、(山スキー) 小島、井上 (徒歩) |
行 程 |
3月7日 するすみ公園(21:00)→ 白鳥 道の駅(22:45) 車中泊 3月8日 道の駅(5:30) → 白山中居神社(6:05~6:20) ~ 和田山牧場(7:30) ~ 推高谷(8:30) ~ 薙刀山(10:30~1045) ~ 野伏ヶ岳(11:45~12:00) ~ 和田山牧場(12:30~12:50) ~ 白山中居神社 (13:10~13:50) → 美人の湯(14:30~15;50) → するすみ公園 (17:20)
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費 用 |
ガソリン代 : 往復 200km 200 ×30 = 6000 美人の湯 : 650 ×4 = 2600
合計 : ¥8600 |
メモ
6:20 曇り空の下、白山中居神社を出発。小白山を目指した2週間前は新雪ラッセルでしたが、すっかり様変わりし林道下部は数カ所で雪が途切れその度に、スキーを外して次の雪面まで歩くと言う繰り返しで、徒歩の小島さんに遅れをとる。
7:30 和田山牧場着、広大な雪原の正面に野伏ヶ岳、その右に薙刀山が望まれる。
雪原を横断し、野伏北東尾根を回り込み推高谷へと快適に進む。
8:30 標高1250m この辺りが推高谷の横断地点と思われるが木立に取り付けられた赤布が上部へと続いており尾根をもう少し登ってみることにする。尾根上に立って見ると、谷を横断したトレース跡がかすかに見られ、まだ下にいる伊賀井さんには対岸に渡り尾根に取り付くよう案内し、3名は尾根上から推高谷に下り、一つ上側の尾根を登る。どちらの尾根もかなりの急登で、小島 伊賀井はアイゼンを装着。井上はスノーシュ、僕は、クトーを装着するが、雪面が固く苦労する。結局、上部はスキーを外しキックステップで登り切る。
9:40 急登の尾根上で一息入れ、緩やかな気持ちのいい斜面を一時間余りで頂上へ。
10:30 どんよりした曇り空ながら、風もなく穏やかな山頂で360度の展望を楽しむ。眼前に白山、北アルプス、乗鞍、御岳。南にはこれから向かう野伏、小白山、荒島岳。西に経ヶ岳、赤兎等。ここで、野伏へ向かうスキー組と往路を戻る徒歩組とに別れ、和田山牧場まで別行動をとる。野伏との鞍部まで一滑りで到着、スキーをザックにキックステップで尾根を登り誰もいない野伏の頂に到着。
11:45 再びパノラマを楽しみつつ滑降の準備を終えたところに、単独行の山スキー
ヤーが登って来、言葉をかわす。“ルンゼがいい状態ですよ、私も降りますからお先にどうぞ”の一言でルンゼを覗いて見ることにし、ジャンクションまで滑走する。シュプール跡の無い急斜面が一気に落ち込んでいてやや躊躇するが、ダイレクト尾根側からドロップ、落ちるように瞬く間に和田山牧場の縁まで滑り降りる。この中央ルンゼ、雪崩れそうな斜面に付き降雪直後等要注意です。徒歩組と交信すると、すでに合流地点に到着したとの事。
12:30 無事合流し小休止後、白山中居神社に向け下山。林間を抜け、林道ハイウエイ? を飛ばすも、途中雪が切れているんだった。
13:10 無事白山中居神社着。徒歩の小島さんも、少し遅れて到着。
帰りの荷繕いをしていると、ひょっこり当会のWさんがスキーを担いで、下山してくるではありませんか。薙刀から野伏に向かう途中、尾根上を薙刀に向かう単独行の人を目撃していたのですが、それがWさんでした。我々より約一時間遅れでスタートし、薙刀をピストンして来たとのことでした。共に美人の湯で汗を流し帰路につく。
(記 磯山)