山行報告書
山 名 |
龍門山(りゅうもんざん)(688m)、大蛇峰(おおじゃみね)(687.1m)(烏帽子岩)三重県熊野市 |
形 態 |
日帰り山行 里山 |
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目 的 |
十二支の山、辰・巳・酉(酉は、烏帽子岩(ピークである)の烏) |
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2万5000分の1地図 賀田、七色貯水地 |
参考書 |
「三重の百山」津・ラ・ネージュ山岳会p206,208 |
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山行期間 |
2009年10月12日(月) |
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参加者 |
個人1名。 |
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9月23日 |
自宅AM5:15頃発→東名阪道→紀勢道紀勢大内山IC→R737ヘアピンカーブ地点に駐車8:50発—右俣岩壁9:20—龍門山山頂10:20—駐車地点11:40 |
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晴れ |
船石バス停12:25発—二俣烏帽子岩分岐12:50—尾根鞍部13:25—烏帽子岩 13:40/13:50—大蛇峰14:45/14:55—直登ルート分岐15:00—烏帽子岩分岐 15:45—国道42号出合い登山口16:05 |
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・ (前置き)報告は省略しようと思ったが、11月中旬まで山へ行けないため記す。 ・ 龍門山:登山口はR737、八丁坂トンネルを抜け、・180°のヘアピンカーブ地点と・北に林道が入り込み、・左側ガードレールの上に登山口の小さい木札がかかっているの3点で簡単にわかる。 ・ 龍門の滝に向うため、林道終点左の鉄の小階段を上り、参考書により石畳の踏跡を辿るが(昔、石を切り出していた名残りの石畳という)、石畳にはいかがなものであろうか。二俣を右にとり、沢沿いの雑木林を進む。展望不良。右俣は涸沢になり、灌木越しにゴーロがころがった斜面となる。しばらく行くと急斜面となり、水も流れているが、どうも滝と思えない? 予定では、滝をみて引き返し、林道終点の植林道から歩くつもりであったが、このままでは引き返す切掛けがなく、また、斜面も簡単に越せる。するとどう見ても登山道の道に出る。沢はもう植林の中の溝になっている。道は掘り起こしたばかりで土が新しい。山頂は尾根に出て左にいった方向なので左に道をとる。行ってもトラバースするばかりで、戻り、尾根は、植林越しに存外、近く見えたので、溝から尾根を目指す。予想よりかかったが、イノシシ?用の檻が置きっぱなしされている尾根上に出る。獣よけの有刺鉄線が踏跡沿いに倒れているので注意すること。カモシカ1頭を見る。山頂、展望無し。南西方向に踏跡あり。三角点に旧型と最新型とあり。参考書のとおり586m地点まで辿る。下りにかかるが、踏み跡薄いので右側の沢筋と平行して徐々に下る。植林なのでどこでも歩ける。沢に出会うと道が横切っている。流れを越えて右にしばらく行くと朝の新しい切土登山道になる。引き返すよりは、気は進まなかったが往路を辿る。朝の擬滝の横を下ると今度は右手側になるが、流れが見える。こちらも形容すれば、まあまあ滝らしい。腑に落ちない気持ちを抱き下山する。(最近、図書館で「日本の滝 西日本編」山と渓谷社を見たが、龍門の滝の写真が載っている。確かに滝でした。参考書では右俣のはずであり、ひょっとすると、灌木越しにゴーロ石が見えていたあたりの上は岩壁らしかったのでそのあたりかとも思う。但し、水がなかったので注意していなかった。「三重の滝」http://mienotaki.raindrop.jp/text/top.htmにも写真あり。) ・ 大蛇峰・烏帽子岩:船石のバス停は、けっこう広い。 国道42号を下り、おちやまはし手前の石垣の上に道がある。自然界の都会なのだろう、一瞬で真昼の日差しを夕刻にする杉林を通る。枯枝で足首まで潜る。途中、沢方面に下りると思われる分岐道があるが、そのまま直進する。山腹を巻き、沢に出会う。ナメがずっと続く。100mは続くかと思うが、最近では少し大袈裟ではないかという気持ちに成っている。写真参照。この辺りから入渓すれば、冬でも沢登りの対象になるかと思う。上部は植林帯に突入し、踏跡は沢から少し離れるが、壊れかけた小屋あたりで合流する。後は尾根鞍部まですぐである。烏帽子岩は、梯子を登った後、岩上が頂上である。360°の展望を満喫する。龍門山など登らず、ここで逗留すればよかった。 大蛇峰山頂は、南から南西方向に切り開きがある。山頂から参考書では、10分とあるが5分〜10分程度戻ると樹木にテープが付けてある。直登ルート分岐である。踏跡は薄い。テープ有り。直下行しているので、下部の真下を見ればテープがある。自然林である。二俣の左俣に出る。かの杉林の夜を超えると夕暮れを感じさせる日差しにため息が出る。 ・ 久しぶりに、旧学校校舎を利用した阿曽温泉に行く。心無しか紀勢大内山まで紀勢道が延びたので客 が少ない気がする。(この阿曽温泉は、旧校舎を再利用している所が好ましい。) ・その後、悲惨にも表示35キロ渋滞、津〜四日市間に直面。既に暗くなっていたのと、渋滞も走っているうちに解消方向に向かうことを期待してそのまま高速道を帰ったのが帰宅10時半過ぎ。会への帰宅報告の一節は、「車の中で一体誰が間抜けだろうか、散々考える機会がありました。PM.10:55分。」 |