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山行報告書


所属団体:犬山山岳会
期間   :2002年 7月28日(日)
目的山岳:宇賀渓 ホタガ谷 沢登り
地形図 :(1/25000)竜ヶ岳

行動実績: DATE  PLACE            HEIGHT     NOTE
    6:00/ 6:15 岩佐邸                   集合
    8:00/ 8:25 宇賀渓駐車場        250m      駐車場
    8:50/ 9:00 白竜橋(入渓点)       320m      入渓点
    9:20    ホタガ谷出合(滝5m)
    13:00/13:50 500m             500m
    14:15/14:45 魚止滝            190m      水泳大会
    15:30    宇賀渓駐車場        250m      駐車場
    17:30       岩佐邸
 

メンバー:伊賀井、稲熊、岩佐(記)

<28日>
 最近、毎週クライミングに出かけている私であるが、クライミングだけでは登山のための体力維持にはならないのが悩みの種。梅雨も明け、真夏のクライミング&登山と言えば沢登りでしょ!!ということで2週連続で沢登に決定。伊賀井さん、稲熊さん、沢登の相棒を誘ったが、残念ながら新婚ホヤホヤの相棒は悩んだ末に断念。ジャーナイか、新婚では・・・・。
ホタガ谷は日本百名谷で、ゴルジュに囲まれた暗い谷とのこと・・・はたしてその実態は・・・。宇賀渓の駐車場であるが、殆どが有料なので入渓点に一番近い駐車場に決定。宇賀渓沿い林道を車止めまで進み、手前の駐車場で車をおり林道を進む。入渓点は宇賀渓に架かる白竜橋で、手前にはホタガ谷に沿って登る裏道登山道の登山口がある。本流とホタガ谷との出合は、橋から見える5mの滝。いきなりか?と懐疑的になるが、地図、コンパスを駆使して検討、間違いなしということで滝をよじ登り、いよいよホタガ谷へ・・・。
ホタガ谷の核心部は出合からすぐに出てくる3つの滝。最初の15m滝は、大きな出合の右。滝の左に残置ピトン、スリングがあり岩佐リードで突破。さらに進むと2段15m滝の下段の滝。参考資料には、高巻きしたと書いてあるが、適当なエスケープルートも見当たらないので岩佐リードで突破。ここで、大きなヒル発見。潰すと赤い血がドロドロと・・・・。どんな動物の血なのだろうか・・・?考えただけでゾッとします。(^_^;)上段の滝には、左側のツルツルの垂壁に人工登攀用のリングボルトがある。さらに左側には残置ピトン、スリングがあり、このルートを伊賀井さんが突破。滝の突破に予想外に時間がかかってしまった。この先は何の変哲も無い地形が続き、良い時間にもなってしまったので、登山道が交差する標高500mで遡行打ち切りとする。
沢登りスタイルから、縦走スタイルに着替えているとヒル再登場。稲熊さんはヒル初体験に、恐怖しつつも・・・初体験に感慨深げでもあり・・・(^_^;)。お昼を食べ下山。裏道登山道も裏道だけあって細くて危険。最後は魚止滝の深ーい釜での遊泳で締め、帰路についた。この滝は、ほんと気持ち良くてお勧めです。